ゴルフレーザー距離計の普及が急速に広まっていますが、ほとんどのユーザーがマニュアル等をよく読まずに間違った計測法で使用しています。間違った計測法では、ピンフラッグ計測に時間がかかったり、正しい計測値が得られなかったりします。このページでは正しい計測法のポイントを解説します。
詳しい計測方法は各モデルの取扱説明書をよく読んでご使用ください。
電池を正しくセットして電源を入れると、ファインダー内に記号や数値などの液晶画面が表示されます。 ファインダーまわりにある視度調整つまみ(リング)を回して、使用者の視力に合わせて調節してください。 視度調整は視力に応じて液晶表示を見えやすく調整するためのものです。ゴルフレーザー距離計にはカメラのような「ピント調整」はありません。視度調整は対象物ごとに変える必要はありません。視度調整についての詳細は取扱説明書をご確認ください。
ゴルフレーザー距離計は、長距離計測をメインに作られているので数メートルの短距離は計測できません(モデルによって計測可能範囲が異なります)。また、ガラス越しは計測できませんので、計測を行うときは屋外にでてください。
使用法に合わせてモードを切り替えます。ヤード表示とメートル表示の切り替え、高低差モードの切り替えなど、モデルによってモード切替の方法が違いますので、取扱説明書をご確認ください。ヤード表示とメートル表示では、約1割計測数値が異なりますので注意してください(1ヤード=0.914m)。
小さなものや遠くのものを計測する時に手振れがしないように構えましょう。利き手の人差し指を軽く計測ボタンの上に置いて握ります。反対の手を添えて、両脇をしめると安定します。計測ボタンを押すときには力を入れすぎるとぶれやすいので注意。
慣れないうちは、レンズから目を離しがちです。レンズから目が離れていると対象物や液晶表示が見えにくくなります。目をできるだけレンズに近づけると、ファインダー内全体が大きく見えて計測がしやすくなります。特に眼鏡をかけている方や化粧をされている女性は目がレンズから離れやすいので注意。
ゴルフレーザー距離計の操作はシンプルですが、すこし慣れが必要です。コースで使用する前に、取扱説明書等を見ながら10~20分程度自宅近くや練習場などで計測の練習をすることをおすすめします。最初は近くて大きなもの(建物や看板など)を計測し、徐々に小さなものや遠くのものを計測します。
多くの方が間違った計測法でうまく計測できずにいます。正しい計測法を知れば、18ホールすべて快適に計測できます!
ピンシーク機能とロックオン機能の仕組みを理解すれば、レーザー距離計は快適に使用できます。
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